タイトルからすると実学から最も遠い文学部を批判した本と予想されるがそうではない。サブタイトルの『誰も書かなかった大学の「いま」』が内容に合ったタイトルである。
大学から離れて10年以上経つ方には、変わっていないようで環境は大きく変わっている大学の現状を知る新書として適切であろうし、大学関係者には断片的に知っている情報を全体観をもって頭を整理するのに適切な新書。1、2時間の国内出張片道で読める。
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Twitterでこんなツイートを目にした。公式RTが450件以上されていて、それなりの共感を呼んでいたのだろう。

私は違和感を感じたので、その違和感を次のようにツイートした。 Read More
東日本大震災で被災された方々へのお見舞いとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
ブログを書くような気分にはなかなかなれなかったが、将来忘れないためにも震災を通じて自分が感じた雑感をメモ。震災からもう2ヵ月も経っているのか…
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近年、新卒採用が即戦力採用にシフトしているとよく言われる。ここでいう「即戦力」とはどのようなことなのか?業界知識や業務内容に詳しいことを企業は求めているのか?簿記などの実務資格を求めているのか?プログラマーなどの技能職であればそうであろうが、日本型大企業にみられるメンバーシップ雇用での総合職での即戦力採用とはどのようなことなのか?
経団連(正式名称 社団法人日本経済団体連合会)が毎年出している「新卒採用ににするアンケート調査結果」(http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/030.html)に『「選考時に重視する要素」の上位の推移』というグラフが出ている。「コミュニケーション能力」が大きく上昇し、次に「主体性」が上昇しているのがわかる。(コミュニケーション能力という得体の知れない能力のブーム(神話?)はまだ続き伸びている。2001年時点ではコミュ力は他と変わらないレベルの要素であった。)
ヨーロッパの知性、フランスの知性、ジャック・アタリ氏が来日されたことに刺激されて、積読状態であった「金融危機後の世界」を読了。
予想していたよりも読みやすかった(のは、最近、歴史/社会ものをよく読んでいるからか)。
しかし、ジャック・アタリ氏の著書は、読み手によって理解の範囲と深さが非常に異なりそうだ。 Read More
先日のポスト: 公開シンポジウム: 大学教育と職業との接続を考える──第1回「大学生の就職をめぐる諸問題と当面の打開策」 で紹介した、次の「クォーターバック問題」の記事についてメモ(はい、紹介したときは全部は読んでいませんでした orz)。
興味深かった点を以下に抜粋/意訳/メモ;
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公開シンポジウム: 大学教育と職業との接続を考える──第1回「大学生の就職をめぐる諸問題と当面の打開策」を拝聴してきた。
近年の大学生の就職・採用をめぐって、①早期化や長期化、プロセスの煩雑化など、就職・採用活動の在り方自体に由来する困難の増大と、②景気の悪化によって就職先を見つけられないまま卒業する学生や、「就職留年」を選択する学生の増加 という2つの問題が深刻化しています。
また、これら2つの問題は、既卒の未就業者に対する不利な取扱いという採用慣行によって、互いに結びついていることも広く認識されるようになってきました。
かつてのバブル崩壊以前の日本社会においては、長期にわたる経済成長と、相対的に低い大学進学率の下で、恒常的な人手不足状況が存在しており、そこでは、現在よりもずっと短期の就職・採用活動を通じて、卒業と同時に殆どの学生が就職することが可能でした。
しかし、既にこうした状況が大きく変化して久しい現在、大学教育と職業との接続に関わるシステム全体を根本的に問い直すことが必要となっています。
シンポジウムの第1回目では、大学・企業・政府、そして学生を含むステークホルダーの間で、現在の問題状況に対する認識の共有を図るとともに、当面取るべき具体的な対策を提案することを目指します。
大概の話は既読の本に書いてある事項であったが、普段、就職問題について発言しない出井氏と勝間氏の意見が新鮮味があった。同時に、このような意見がフレッシュに感じられてしまうのは、自分の最近のインプットが教育界に少し偏っているからだろうと反省。
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地域の産業創出と大学の実際を知りたく、濱田 康行 (編著) 「地域再生と大学」を拝読。
この本は、「はじめに」にある、次の問い(というか疑問というか期待?)に答える(というか応える?)試みを、各地域での大学発ベンチャーにフォーカスして紹介しているのが本著である。
大学は役に立つのか。(中略)世界規模でみた日本経済の相対的後退、そして国内に限ってみても地方・地域経済の著しい没落現象、それらへの歯止めに、大学は役に立っているのか。
巻末に2006年11月の堀場雅夫氏の講演が掲載されているが、上記点についての必要性のくだりを少し長いが以下に引用(太線は佐藤);
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「仕事」「労働」は多くの人が経験しており、多くの人が一言ある分野である。私も自分なりの労働観・仕事観がある。しかし、全体観や多様性を勉強したく、背伸びをして複数の専門家が寄稿しているこの本を読んでみた。
実務家としてはアクションにつなげにくい概念的な話が多かったが、次の章は興味深かった。
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(タイトルに「回答」と入っていて,専門家以外の方には何のことやらという感があるかと思うが,)「大学教育の分野別質保証の在り方に関する審議について」と題する依頼を,文部科学省が日本学術会議(学者の権威的組織)に出していて,それについての「回答」が8月17日に公表されたということだ.
回答「大学教育の分野別質保証の在り方について」
日本学術会議会則第2条に基づき表出する政府及び関係機関への回答として、大学教育の分野別質保証の在り方検討委員会において審議の上、第100回幹事会において、その発表を了承されましたので、回答を公表します。
本文はこちら→大学教育の分野別質保証の在り方について
テレビ・新聞では以下のように報道されたもよう.
<毎日新聞>大学生就職:卒業後も3年間は「新卒」に 日本学術会議が提言
<日本経済新聞>大卒後3年間は新卒扱いを 日本学術会議が提言
<NHK>学術会議 大学生採用見直しを
見出しを見ていただければお分かりのように,どの報道機関も,「卒業後も3年間は新卒扱いにするように企業に求めた」という点をメインに報道している.報告書が分厚くて読むのが大変&キャッチーに伝えにくいというのもあるが,
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