1月 16

最近流行りの「グローバル人材」について、日本IBM初の女性取締役を務め、現在はベルリッツCEOを務められている内永ゆか子氏が書かれた本を読んでみた。

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1月 2

為替相場は単純なようで奥深い。経済学の枠組みは、10年以上の長期の相場の動きをみるのには役立つが、短期の相場の動きを説明することには向かない。一方で、巷のニュース番組等での為替相場の解説は、「レポーター」的な現象説明に留まっていたり、誤解している内容が多かったりで参考になるものはあまりない。長期の予測・解説でも、以下のようなポイント(裏表紙より引用)が幅をきかせていたりする。

  • 為替相場は国力を反映する
  • 日本の財政赤字拡大で円は売られる
  • 人口が減る国の通貨を買う理由などない

それでは近年の円高基調は何なのか?という疑問が当然頭に浮かぶであろう。中長期の動きはシンプルに購買力平価、インフレ/デフレ物価変動率で説明できるので、単純に日本はデフレでその他の多くの国ではインフレであるから円の価格は相対的に上昇していると説明できるが、大きなイベントが起きたときの為替相場の動きは経済学での説明/予測は難しい。その短期〜中期の為替相場のリアルな動きを平易に解説してくれているのがこの本。

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10月 29

現政府や野口悠紀雄氏などが主張している、医療・介護を成長産業と位置づけて伸ばしていく説について、疑問・疑念が拭えない。税金が大量に投入されている産業が大きくなることは、社会的コストが増大することであり、その産業が大きく成長しても、メディカルツーリズム等の外需を取り込めない限り、経済全体の底上げにはならないのではないか?社会的インフラ投資には乗数効果があるが、そのような乗数効果が見込めない医療・介護の場合、下手するとマイナスの影響の方が大きいのではないか?と感じていた。※質は保ちながら,コストを削減するイノベーションのニーズは年々高まっているだろう。

そして、日経ビジネスオンラインにて、波頭亮氏の以下のコラムを読んで、「医療・介護は、『成長産業』になりうるの??」という疑問が再燃していた。

病院と介護施設の充実が日本経済を浮揚させる:日経ビジネスオンライン
医療・介護分野は10年間で270万人の雇用を生み出す力がある:日経ビジネスオンライン

以下の本の表紙(帯)にその疑問ズバリが出ていたので、読んでみた。

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10月 21

BCG出身の大先輩の鈴木貴博さんの2011年6月出版の新著。

同業コンサルタントの方が書かれる本は仕事術系の本が多いのだが、鈴木貴博さんの本は、 Read More


10月 1

欧州危機をみながら、中国バブルが弾けるのではないかとヒヤヒヤしており、マクロ経済展望の本をいくつかポチった。そのうちの1冊目。

マクロ経済学というよりは、政治経済の大きな流れを、歴史学の枠組みで、超長期のマクロ経済のデータを使って論じ、対談している本であった。自分が読んだことある本の中では、ジャック・アタリ氏タイプ、リベラルアーツ的な社会の捉え方。
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9月 28

リーマンショックの後、マクロ経済学徒の間で、ラインハート=ロゴフによる、過去800年の金融危機の歴史について記述した本が話題になっていた。

マクロ経済学は苦手なのでパスしていたが、著書の元となっている論文の要約版がウェブに無料公開されているので、読んでみた。

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9月 27

濱口桂一郎氏の前著『新しい労働社会』を読んだときは、日本の雇用の全体像が見えてきて、ある意味感動した。その濱口桂一郎氏が新著を出したというからには読まなければ!


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9月 27

 帯の紹介文に惹かれて、Amazonのレビューでも高評価であったので、読んでみた本。

「21世紀の初頭には、私たちは週15時間程度働けばすむようになる」というケインズの予言とは、逆の方向に世の中が進んでいる。先進諸国でも、経済競争力強化を理由に労働時間の短縮は進んでいない。グローバリゼーションが加速する中、所得の格差も急速に拡がりつつある。雇用機会や賃金において拡大する不平等に歯止めはかかるのか。半世紀にわたって「働くということ」の意味を問い続けてきた思索の到達点。

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9月 15

twitterの私のTLで最近目にすることが多い、グローバル人材やら社畜やらノマドやら大卒者のキャリアについて自分の考えをまとめておく。
まず刺激を受けた以下の記事やブログに感謝。

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9月 5

 現在の日本経済のマクロの状況を分析した記事などを読むと十中八九「成長産業を創出することが大切だ」と出てくる.次なる疑問は「その成長産業ってどのような産業であり,どのように創出するのか?」になるのだが,そこまで主張している著作や記事というのは思ったほど多くない.寡聞な中で目にするのは,野口悠紀雄氏などが主張される,医療・介護を成長産業と位置づけて伸ばしていくパターンだ.医療・介護を成長産業にすることは可能そうにも思えるが,医療・介護というのは質が向上すると社会的コストが増大してしまうのではないか,という疑念が拭えない(質は保ちながら,コストを削減するイノベーションのニーズは年々高まっているだろう).
 で,この原丈人氏の『21世紀の国富論』だ.著者は米国で通信系企業の起業→売却→ベンチャー・キャピタリスト兼各種国際・政府機関委員というビジネスエリートが憧れるキャリアを歩んでいる方で,マクロの経済システムおよび次なる基幹産業についての論考の書である.

読後の雑感をメモまで;
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