健康・医療×IT の分野は、ビジネス界全般でも個人的にも注目している分野。
「Appleが歩数計をつくるとこんな風になりそうだな~」というFitbitを個人輸入して使っていたが、Fitbitと似たタイプでリストバンド形式のものが Jawbone から Jawbone UP から登場し、デジタル・ガジェット好き(多くはおじさん(苦笑))の間では大きく話題となった。
Jawbone UP: 運動・睡眠・食生活改善を支援するセンサー内蔵リストバンド — Engadget Japanese
現在の日本経済のマクロの状況を分析した記事などを読むと十中八九「成長産業を創出することが大切だ」と出てくる.次なる疑問は「その成長産業ってどのような産業であり,どのように創出するのか?」になるのだが,そこまで主張している著作や記事というのは思ったほど多くない.寡聞な中で目にするのは,野口悠紀雄氏などが主張される,医療・介護を成長産業と位置づけて伸ばしていくパターンだ.医療・介護を成長産業にすることは可能そうにも思えるが,医療・介護というのは質が向上すると社会的コストが増大してしまうのではないか,という疑念が拭えない(質は保ちながら,コストを削減するイノベーションのニーズは年々高まっているだろう).
で,この原丈人氏の『21世紀の国富論』だ.著者は米国で通信系企業の起業→売却→ベンチャー・キャピタリスト兼各種国際・政府機関委員というビジネスエリートが憧れるキャリアを歩んでいる方で,マクロの経済システムおよび次なる基幹産業についての論考の書である.
読後の雑感をメモまで;
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シリコンバレーの興隆を社会科学の見地から分析した書として名作の評判もある、アナリー・サクセニアン (著)『現代の二都物語 なぜシリコンバレーは復活し、 ボストン・ルート128は沈んだか』をやっと読んだ。
※1995年に大前研一氏による翻訳で日本語訳の本が出ていたが、2009年に山形浩生氏による翻訳で再出版されている。大前研一氏による訳では省略されていた注釈や出典等が山形浩生氏の翻訳ではカバーされている。
この30年ぐらいシリコンバレーは新産業・新企業を生み出す世界で最もホットな地域であり続け、日本で「アメリカのようにベンチャー企業がどんどん生まれなければいけない」と言われる場合の「アメリカ」は大概「シリコンバレー」を指している。そして日本を含め世界中で「●●にシリコンバレーを作る!」という動きが至る所で見られているが、本家シリコンバレーのようになったところはない。
スタンフォード大学を中心とした産学連携が盛ん、オープンでカジュアルなカルチャー、人材市場の流動性が高い等の個々の特徴は知っているが、何がシリコンバレーをシリコンバレーたらしめているのか、他の地域はなぜ真似できないのか、という深い部分を知りたく、この本を読んでみた。シリコンバレーの小歴史本となっていて、興味深い原題産業史本とも言える。
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Fitbitという健康ガジェットはご存知だろうか?2009年秋に以下の記事を見かけてから私は気になっていた。
1年待たされたフィットネスガジェット、Fitbitがついに発売開始-TechChrunchJapan
進化した歩数計『Fitbit』、運動や睡眠を詳細に記録-WIRED VISION
健康オタクではないが、これまでの古臭い万歩計のイメージからかけ離れたスタイリッシュなガジェットのフォルムと、なにやら入力がほとんど不要となりそうな便利そうな使い勝手に興味津々となっていた。
自社サイトでの直販だけから米Amazon.comで売り出したようで、ユーザーレビューは絶賛の嵐(2011年5月31日時点で248件のユーザーレビューがついて4.5星!)。
「日本で発売されたら買ってみよう」と思っていたのだが、一向に日本で発売される見込みはない。Fitbit社にも一度問い合わせてみたが、前向きな回答は帰って来なかった。
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昨年2010年11月に、Twitterでスタンフォード大学のビジネス・スクールで勉強されている @sutebuu さんの↓のブログ記事を目にした。
「有名な」「偉大な」「成功した」起業家の話は世に溢れているが、こういう話は案外貴重だ。成功も失敗もしていない人というのが客観的な当事者の話をできる人なのかもしれない。 @sutebuu さんに多謝。
このブログ記事で、マーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏が”Why not to do a startup”というブログ記事が紹介されていた。
マーク・アンドリーセン氏といえば、Netscape創業者で、初の商用ブラウザNetscapeを開発し、1995年に上場して億万長者となり、Web 1.0時代の寵児だった方だ。マイクロロソフト社のInternetExplorerの猛追を受けて失速して存在感を落とした印象があるが、その後もシリアル・アントレプレナーとして会社の上場・売却も成功しているし、ベンチャー・キャピタリストとしても活躍されている。最近では確かTwitterにも投資している。
コンサルティング案件である新規事業の企画が、広告代理店的なメディア設計を内包しているプロジェクトであったため、積読状態であった佐藤 尚之 (著)「明日の広告-変化した消費者とコミュニケーションする方法 」を慌てて読んだ。
佐藤 尚之氏(さとなお氏)は広告業界であれば知らない方はいらっしゃらないであろう大御所である。この本を読んで一番印象に残ったのは、 Read More
米国から火がつき,日本でも類似サービスが毎週・毎日のように立ち上がっている「Groupon(グルーポン)」というウェブサービス.従来からあったギャザリング・共同購入を一見同じだが,何が異なるのか?
twitterなどのソーシャルメディアが流行ることでGrouponが流行といったマーケティングの観点では,次のリンク先の記事をはじめとして多くの説明があるし,これからも多くされるだろう.
創業2年で売り上げ3.5億ドルへと急成長した企業Grouponの秘密【○○はビジネスになるか(11)】
http://www.sbbit.jp/article/cont1/21812
少し調べてみたり,使ってみたりして違う視点でGrouponを考えてみた.「Grouponって,一種の金融オプション取引(市場)ではないか」と.ファイナンスは学生時代の専門の1つであったが,今となってはうろ覚えで,これから書くことには正直自信がない。
Grouponの取引条件を整理すると;
- 対象はサービス業で,物販業と異なり供給がほぼ固定で,変動するのは(経済学的意味でのリスクなのは)稼働率.リピート客ではなく新規客が多い業態.
- 先払い決済で,実際の取引と資金の決済のタイミングにズレ
- 非常に多くの消費者が参加し、市場流動性が確保されている
したがって,Grouponに出しているサービス業の事業者としては,将来の変動する売上を受け取る権利を放棄する代わりに,現時点で定額のキャッシュを手にするオプション取引と言えるのではないか.
書いているうちに,オプション取引について自分が何も覚えていないことがわかってきたので,これにて..
2010年6月23日追記:
店側からするとオプション取引かもしれないが,買う個人の視点ではどうなのか?という質問を頂いた.購入者は,将来の支出が変動するリスクと将来オプションを選択できる権利と引換に,支出金額と支出先を現時点で確定させるオプション取引と言えるだろう.
夜に作業仕事をするときなどにインターネット・ラジオを聞いたりiPodやCDで音楽をかけたりするのですが、今までで一番気に入っているインターネット・ラジオが「Pandora」です。
Googleマップに「ルートを検索」というリンクが追加されたと思って試してみたら、Googleトランジットの機能が統合されていました。
Google マップで乗り換え案内
http://googlejapan.blogspot.com/2007/08/google.html
あの和田アキ子の表情が自由自在に動くブログパーツが出され、ネット上でちょっとした話題になっています。

