米国から火がつき,日本でも類似サービスが毎週・毎日のように立ち上がっている「Groupon(グルーポン)」というウェブサービス.従来からあったギャザリング・共同購入を一見同じだが,何が異なるのか?
twitterなどのソーシャルメディアが流行ることでGrouponが流行といったマーケティングの観点では,次のリンク先の記事をはじめとして多くの説明があるし,これからも多くされるだろう.
創業2年で売り上げ3.5億ドルへと急成長した企業Grouponの秘密【○○はビジネスになるか(11)】
http://www.sbbit.jp/article/cont1/21812
少し調べてみたり,使ってみたりして違う視点でGrouponを考えてみた.「Grouponって,一種の金融オプション取引(市場)ではないか」と.ファイナンスは学生時代の専門の1つであったが,今となってはうろ覚えで,これから書くことには正直自信がない。
Grouponの取引条件を整理すると;
- 対象はサービス業で,物販業と異なり供給がほぼ固定で,変動するのは(経済学的意味でのリスクなのは)稼働率.リピート客ではなく新規客が多い業態.
- 先払い決済で,実際の取引と資金の決済のタイミングにズレ
- 非常に多くの消費者が参加し、市場流動性が確保されている
したがって,Grouponに出しているサービス業の事業者としては,将来の変動する売上を受け取る権利を放棄する代わりに,現時点で定額のキャッシュを手にするオプション取引と言えるのではないか.
書いているうちに,オプション取引について自分が何も覚えていないことがわかってきたので,これにて..
2010年6月23日追記:
店側からするとオプション取引かもしれないが,買う個人の視点ではどうなのか?という質問を頂いた.購入者は,将来の支出が変動するリスクと将来オプションを選択できる権利と引換に,支出金額と支出先を現時点で確定させるオプション取引と言えるだろう.
3 comments so far...
[...] This post was mentioned on Twitter by Jun Sato 佐藤 純, 青木理音@経済学101. 青木理音@経済学101 said: お店側からの考察。プラットフォームとして見ると市場毎に一日一ディールというのが面白 [...]
放棄できないので、オプションではなく、収益を固定するといういみでは、先物を売るのと一緒では?わたしも金融ど素人なのでちがいかもしれませんが・・。
むむ.先物取引に思われます.ただ,確か先物取引は反対売買して実際には取引しないのがデフォルトだったような記憶もあり..素人考えということでご容赦を..
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